エアライン満足度
ラスベガスカフェへ、ワンクリックのご協力をよろしくお願い致します。人気ブログランキングへ
国際線エアラインの満足度ランキングが様変わりし始めた。
海外旅行情報サイト「エイビーロード」を運営するリクルートが発表した「エアラインランキング2008」で、1~3位の並び順はすべて入れ替わった。
前年のベスト10圏外から5社がランクインし、乗り手からの評価が大きく動いている実態がうかがえる。
18歳以上の日本人旅行客で、2007年に国際線を利用した10万人余りを対象に調査した結果だ。機内サービス、エンターテイメント、機材設備、機内食、空港接客サービスの5部門を設けて、利用したエアラインの満足度を尋ねた。
総合満足度で栄えある第1位に輝いたのは、サービスに定評のあるシンガポール航空。2007年度の2位から1つ上がって首位を射止めた。機内サービスで1位だったほか、空港接客サービスで2位、エンターテイメント、機材設備、機内食でいずれも3位と、3位圏外の項目が1つもなかった総合力がトップ評価をもたらした。
2位には英国のヴァージン・アトランティック航空が食い込んだ。前年の5位から一気に首位に肉薄するまでに評価を高めた。エンターテイメントで1位、機材設備と機内食で2位、機内サービスで3位と、いずれも3位内を確保したが、空港接客サービスの9位が足を引っ張った。
3位のエミレーツ航空は成田に乗り入れていないにもかかわらず、前年の7位から順位を4つも上げた。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本拠地を持つ同社の機材・サービスの充実ぶりは「日経WagaMaga」の記事に詳しい(「乗る価値アリのエミレーツ航空」記事はこちら)。
機材設備は1位、機内食も1位と、唯一、2部門以上でトップに立った。エンターテイメントも2位と高評価。ただ、機内サービスが5位、空港接客サービスが7位と、両サービス部門で見劣りしたのが響いた。シンガポールが両部門でそれぞれ1、2位だったのとは、対照的な結果が出た。
こうして1~3位を眺めると、日本系はゼロ。
前年は全日本空輸(ANA)が1位、日本航空(JAL)が3位だったのと比べると、総入れ替えに近い印象を受ける。
総じて日本勢のランクダウンが目立つ。
続く4位にようやくANAが顔を出す。
首位から3ランクのダウンだ。もっとも、JALは前年の3位から13位に落ち、ベスト10から消えたのだから、ANAはまだ健闘しているとも言える。しかも、3位のエミレーツとの差はわずか0.04ポイントであり、限りなく3位に近い4位だ。
ANAが唯一のトップを守ったのが空港接客サービス。日本語での円滑なやりとりや、自動チェックイン機の台数などが高評価を呼んだようだ。機内サービスは2位に入り、シンガポールに次ぐ。しかし、機材設備8位、エンターテイメント9位と、ハードへの投資を伴う部門で上位社に差をつけられている。機内食は10位圏外で、この分野での評価は辛い。
JALは空港接客サービスが5位、エンターテイメントが8位に入ったものの、その他の3部門はすべて10位外で、総合満足度も13位に甘んじる結果となった。
ANAと同点の4位には、前年と同じくニュージーランド航空がランクされた。6位以下はすべて前年に10位内に名前がなかったエアラインばかり。6位のオーストリア航空、同点7位のエバー航空とフィンランド航空、同点9位のルフトハンザ・ドイツ航空と日本アジア航空と続いた。
今回から評価対象に加えられたオーストリア航空は別にして、エバー航空は前年19位から、フィンランド航空も17位からと、10社以上のごぼう抜きでのトップテン入りを果たした。
フィンランド航空は機内サービスが4位、エバー航空はエンターテイメントと機内設備がともに6位に評価されたのがランクアップを助けた。
全体に外国勢が強い感じのランキングとなったが、たった1つ、毛色の異なる並びとなったのが空港接客サービス部門だ。日本語での対応が満足度を左右する事情もあってか、ANAが首位で、日本アジア航空が3位、エアーニッポンが4位、JALが5位と、2位のシンガポール航空を除く上位5社中の4社を日本勢が占めた。
ただ、個人の満足度はどの部門を重視するか次第でがらっと変わる。
結構旅慣れていて空港での手続きに戸惑わない人であれば、空港接客サービスは無視できるかも知れない。その場合、最新鋭機材を使う総合上位3社は魅力的に映る。
エミレーツ航空は8月から、欧州エアバスの超大型旅客機「A380」の商業運航を始めた。同社は関西国際空港と中部国際空港に定期路線を持ち、さらに乗り入れ拡大が実現する可能性もある。シンガポール航空は既にシンガポール-成田線にA380を就航済みだ。その圧巻の設備、乗り心地は体験リポートで詳しく紹介している(乗ったぞ!エアバスA380丸ごとリポート)。
| 固定リンク




コメント