ウィン・リゾーツ、4-6月期はマカオ部門が2倍近い増益
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)カジノ運営の米ウィン・リゾーツ(Nasdaq:WYNN)が10日発表した4-6月期の暫定決算によると、ラスベガス部門が65-72%減益となった一方、中国の賭博のメッカであるマカオ部門の利益はほぼ倍増となった見通し。
同社はまた、既存の12億ドル規模の自社株買いプログラムに最大5億ドルを追加することを取締役会が承認したと明らかにした。
米株式市場の取引終了後に行われたこの発表を受け、同社株は時間外取引で急騰。10日終値は前日比7.62ドル(9.82%)安の69.94ドルだったが、時間外取引では終値比14.96%高の80.40ドルをつけている。
4-6月期のラスベガス部門の「一般に認められた会計原則(GAAP)」ベースの営業利益は1800万-2200万ドル(前年同期は6340万ドル)となったもよう。全米一の賭博の目的地への来客数の減少を背景に、「ウィン・ラスベガス」のテーブルゲームのドロップ(総賭け金額)は前年同期比12%減の4億9360万ドルになったとしている。販売可能な客室1室当たりの売り上げ(RevPAR)は同3%減の292ドル。客室稼働率も前年同期(97%)から96.5%に低下した。
一方、マカオ部門のGAAPベースの営業利益は1億-1億0600万ドルの見込み(前年同期は5320万ドル)。VIPテーブルのドロップは同75%増の1630万ドル、大衆向けテーブルでは同25%増の6億2690万ドルとなったもようという。
同社は今月24日に4-6月期決算を発表する。トムソン・ロイターがまとめたアナリスト平均予想は、1株利益が74セント、売上高が7億6700万ドルとなっている。
ウィン・リゾーツについては、同社が香港上場を通じて最大30億ドルを調達することを検討していると、10日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じている。しかしモルガン・スタンレーは同日、ウィンには目下の開発計画に充てる追加資金は必要ない、との見方を示した。
モルガンは、ウィンには強力な営業キャッシュフロー(現金収支)があり、現在の開発パイプラインに向けた資金は十分、と指摘。ウィンの広報担当者も、同社は開発計画に充てる十分な資金を持つとしたものの、香港上場を計画しているかどうかについてのコメントは避けた。
なお、男だろ!ギャンブルより頭をつかう投資だろっ! は、
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